ずらす彼岸

夫の人が出勤日だったので、私方両親実家へ墓参り兼ドライブに。
なんか二人とも大変良い子で。
チー氏なんか、ほぼ初対面なのに大変愛想良く遊んでいるし。


とか思ってたら。
両親実家のあたりは、昭和40年代まで土葬の習慣があって。
その後、火葬になって、過去の土葬を火葬しなおして墓を建て直す、という流れに。
しかし、母方祖父が掘り起こすのが嫌だったので、墓は新しくしたものの、曹祖父母の墓はそのまんま土饅頭。
それだとその内誰の墓か分からなくなってしまうと、陶芸が趣味だった祖父が、名札みたいな物を焼いて、墓標代わりに土饅頭の所に置いた。


・・・その名札を「これなーに?」とピコ氏が持ち上げて、ずらしちゃってな。ああ長い前置き。
末蔵じいちゃん玄孫が御免なさい。会った事ないけど。
しかも父が変な事を吹き込んだらしくて、「よいこになれますよーに」とか拝んでた。


徹頭徹尾よいこにしてたけど、チー氏が帰りの車中、とうとう飽きた。
外が暗くて見えないのがいけなかったらしい。
帰ったら、異常に生き生きと遊び始めた。